UJIEN CAFE 御堂筋本町店

御堂筋側 返却ステーション
2案の比較

2026年8月23日/平日175人・夏季ピーク想定

1. 1日に出る液体(両案とも同じ)

御堂筋側の返却ステーションに来る液体の総量です。どちらの案でも量は変わりません。変わるのは行き先だけです。

出どころ個数/日液体/日
アイスドリンク(使い捨てカップ)21〜36杯3.0〜5.1L
生茶麺(丼のつゆ)14丼2.5L
かき氷(溶け残り+シロップ)11食0.8L
パフェ(アイスの溶け)11食0.5L
甘味その他(あんみつ・ぜんざい・ゼリー等)21食0.3L
ホットの飲み残し・お冷や0.2L
合計78〜93個7.3〜9.4L

幅はドリンク注文率によるもの(40%=既存CAFE実績の1.5倍/68%=2.5倍)。かき氷は夏メニューとして計上。生茶麺はオフィス街のランチ需要を見て30食/日。

2. 液体の行き先

A ブルーボトル式

ドリンクの液体(3.0〜5.1L)だけをお客様が投入口に流し、6Lタンクに溜める。食器の液体(4.1L)は器に入ったままバスタブへ。

B バスタブのみ(タンクなし)

全部(7.3〜9.4L)が容器に入ったままバスタブへ。カップも中身ごと置いてもらう。

どちらの案でも食器の液体は容器に入ったままです。麺・あずき・寒天・氷などの固形物が混じるため、投入口には流せません。ブルーボトルの実店舗でも、グラスは飲み残しが入ったままバスタブに置かれています。

3. バスタブの回収(両案とも同じ)

バスタブは1枚。満杯になる前にこまめに片付ける運用にします

用途で分けず、1枚に食器を入れてもらいます。ランチ帯だけ回収を厚くします。

時間帯満杯までの時間回収1回の重さ
10:00–11:003.7〜5.6時間1回1kg以下
11:00–14:00(ランチ)40〜50分1時間ごと(3回)約5kg
14:00–19:002.1〜3.5時間2時間ごと(2〜3回)2〜4kg
19:00–21:003.7〜5.6時間1回(閉店時)1〜2kg
1日6〜7回食器22.1kg

ランチ帯の1時間ごとが守れないと溢れます

丼(φ16cm)が6個でバット1枚が埋まります。ランチ帯は1時間に4.7丼+器5〜8個が出るため、40〜50分で満杯です。 ピーク時はフロア/洗い担当がいちばん忙しい時間なので、ここは運用として徹底します。

4. オペレーションの比較

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項目A ブルーボトル式B バスタブのみ
お客様がやること液体を流す → カップを分別して捨てる
(2動作)
バスタブに置く
(1動作)
バスタブの回収6回7回(カップも入るぶん早く埋まる)
タンクの回収3回(1回0.5〜2.4kg)※臭い対策で2回→3回なし
厨房での処理食器を洗うだけ食器 + カップ21〜36個の中身を捨てて分別
スタッフの作業時間約13〜14分/日約10〜12分/日
毎日の洗浄バスタブ + タンク・ストレーナーバスタブのみ
詰まりストレーナーが詰まる(氷・ストローの切れ端)なし

作業時間の内訳:1回の往復1分(返却口↔厨房 歩行約20m)/タンクの排水30秒・洗浄1分/カップ処理8秒/個。

作業時間はほぼ同じです

A案13〜14分・B案10〜12分。A案はカップの処理をお客様に任せる代わりに、タンクの運搬・排水・洗浄がスタッフに増えます。臭い対策でタンクの回収を3回にしたぶん、A案がやや多くなりました。

5. 臭いと衛生

店内は空調が効いており、室温は25〜26℃で一定です。冷えることはないので、溜めた液体は常温で置かれるのと同じ条件になります。

A タンク ― 対策が要ります

項目内容
中身3.0〜5.1L。うち乳成分を含む飲み残しが0.4〜0.7L(抹茶ラテ・カフェラテ・フロート)
条件室温25〜26℃。乳製品は4〜6時間で菌が増え始めます
滞留時間回収2回だと最長6.5時間3回にすれば最長5時間に収まります
投入口お客様が流すため常時開いています。蓋で塞げないので、ストレーナー越しに客席側へ匂いが出ます

回収を2回→3回(12時・16時・閉店後)に増やします。1回あたりは0.5〜2.4kgと軽くなります。

B バスタブ ― 蓋つきのまま置かれます

12ozのプラカップには蓋があります。お客様が蓋をしたまま置けば、中身は密閉されたままバスタブに乗ります(ストローの穴から多少出る程度)。

バスタブの回収は40分〜3時間なので、滞留も短くなります。

作業の「汚れ」についても差があります

A タンクB バスタブ
運ぶもの3〜5Lの液体タンクを持って客席を20m横断蓋つきカップが入ったバスタブ
捨て方傾けて一気に流す → 跳ねる1個ずつ中身を捨てる → 跳ねにくい
洗う対象タンク+ストレーナー(毎日)バスタブのみ
お客様の目タンクを持って歩く姿が見えます通常の下げ膳と同じ

B案でも厨房でカップ21〜36個の中身を捨てる作業は残りますが、厨房の中で完結し、お客様の目に触れません。

6. 設備と弱点

A ブルーボトル式B バスタブのみ
御堂筋側に置くもの飲み残し投入口+6Lタンク(30cm)
分別ゴミ箱 プラ・紙(70cm)
バスタブ(70cm)
バスタブ(70cm)
紙ゴミ箱 小(35cm)
必要な幅約1.7m約1.05m
失敗するとき液体を入れたままゴミ箱に捨てる客が出る → ゴミ袋が濡れて重くなるバスタブが満杯で置けない → 周辺に放置される
見た目投入口とゴミ箱が客席脇に並ぶ飲み残しのカップが見える(目隠しが要る)
増える手間タンクの運搬・排水・洗浄が毎日厨房でカップの中身を捨てて分別

7. 参照:ブルーボトルコーヒー

返却カウンター全景
左から PAPER/PLASTIC/UNFINISHED DRINKS(飲み残し)、右にバスタブ。下は扉付きキャビネット。
はめ込み式バスタブ
天板の開口にバスタブを落とし込み、縁が天板と面で揃う。グラスは飲み残しが入ったまま。

本町との違いは、①御堂筋側は排水を引けないのでタンクに溜めること(A案の場合)、②生茶麺の丼(つゆ入りで1個約530g)が入るのでバスタブに深さと強度が要ること、の2点です。

8. 中村さんに伺いたいこと

  1. 御堂筋側に 幅1.7m(A案)/1.05m(B案) を取れますか。客席・動線への影響はどの程度ですか
  2. A案の場合、タンクの中身をどこに流すかを厨房側で決める必要があります